通勤時の出来事

朝8時、駅から事務所に向う途中、道端のベンチに横たわる男性とそばに立っている青年の姿がありました。横たわっている男性は、不自然な格好ですが意識はある様子。横に立つ青年は何やら困っている感じがしたので声をかけてみたら、男性はおそらく熱中症で動けなくなっていて、通りかかった青年が介抱していたとのこと。「救急車は呼ばなくて大丈夫だと言っているんです。でも起きれないみたいで…」と青年。「起こしていいものかどうかもわからなくて…」と、だいぶ困惑していました。男性は「いいよ、大丈夫、起きれるから」と言ってやっぱり起きれない。介助しても起きれない。もちろん119番をして、救急搬送してもらいました。救急隊が到着したら、大丈夫と言っていた男性も安堵の表情に。

青年は、男性を発見してから私が通りかかるまでおよそ10分、一人で寄り添っていたようです。青年の心優しさと勇気が素敵で朝から感動でした。そして、まだまだ暑いです。熱中症に注意しましょう。